2007年11月26日

いずみ

「クラッシックなんて聞かない〜」という方も多いと思いますが…
以前ドラマでも流行った“のだめ”のCDです。

SHINICHI CHIAKI R☆S ORCHESTRA 

のだめオーケストラ.jpg


収録されているのはブラームス交響曲 第一番

ドヴォルザーク 交響曲 第八番

曲はばっちりクラッシックですが、ジャケットもアニメが描かれていてとっつきやすいのではないかと思います。

是非聞いてみて下さいね。









posted by TERU at 18:53| Comment(1) | 音楽 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月22日

奈美

「求めない」 著:加島 祥造

求めない.jpg



「求めない。すると、簡素な暮らしになる…。
詩人・アメリカ文学者の加島祥造が、長野県伊那谷の自然に住む中で湧き出てきた、すべてが「求めない」で始まる詩、約100篇を収録した珠玉の詩集 」

全194ページありますが、詩集なので5分もかからず、
あっという間に最後まで読むことが出来ました。

私が心に残った一節です。

「求めない―すると求めない自分の淋しさを知る
求めない―すると求めない自分の勇気を知る
求めない―するとほんものをさがしてる自分に気づく
求めない―すると 自分のセンター(中心)が見えてくる」

読んでみて私は少し…、もう少し私は求めてみてもいいのかな?って。
そう思いました。

読む側が、色んな受け止め方・感じ方が出来る詩集だと思います。
ステキな本に出逢いました。

気になった方はぜひ。



posted by TERU at 17:13| Comment(4) | お勧めの本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

みつこ

ピアノリサイタルに行ってきました。

なんと!会場が満席になったため急遽ステージ上に座席が設けられ私はそちらの席へ。。。
演奏者の真後ろに位置した為、音色は間近で感じられるし、ピアノを奏でる指先までよく見えるという思わぬ大サービスをいただけちゃいました♪。

ピアニストの名前は「イエルク・デームス」氏。

イエルク・デームス氏は、1928年オーストリア生まれで、現在79歳。
バドゥラ・スコダ氏、フリードリヒ・グルダ氏らと共に「ウィーンの三羽烏」と称されており、ドイツロマン派最後の巨匠と称され、ベートーヴェンリングを所有していらしゃいます。

ベートーヴェンリングとは、ベートーヴェン自身が愛用していた指輪で、各時代のベートヴェンの名演奏家に継承されるリングで、エリー・ナイ氏、ウィルヘルム・バックハウス氏を経て、今はデームス氏に受け継がれています。

日本には1961年に初来日、以来全国各地でリサイタルを行われています。

彼がピアノを弾くと音達が世界観を持って広がります。
太くて丸っこい手から音色が深みを持って力強く繊細に…。
ピアノの調べに乗せてどこか別の世界へいざなってくれる感じ。

特に高音の繊細な音色は圧巻!ピアノから音符があふれでてくるのが見えるようでした。

1曲約20分の2時間があっという間に過ぎ、終演後も余韻に浸っていました。
素晴らしかったです。

以下のサイトで、イエルク・デームス氏のピアノが試聴できます。

デームス氏の演奏なさってる「エリーゼのために」・「乙女の祈り」・「トロイメライ」の試聴できるサイト。

http://www.jbook.co.jp/p/p.aspx/65349/s/~6b19cf0ce

ちなみに、上記のサイトではスタニスラフ・ブーニン氏がピアノを弾く「トルコ行進曲」も試聴できますので、デームス氏のピアノと両方聴いてみるのも面白いかもしれません。

デームス氏の演奏なさってるモーツァルトの「トルコ行進曲」を試聴できるサイト。

http://www.bmgjapan.com/_artist/item.php?id=2027&item=6897

よろしければ一度きいてみて下さい。


posted by TERU at 16:50| Comment(2) | ホームページ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月19日

みつこ

東京旅行時発見したオススメ深川散策コースです。
まずは、富岡八幡宮(毎月1、15、28日縁日)でお参り後、芭蕉記念館へ。

庭園を見学後、木戸を抜け隅田川沿い(道中、所々堤防の高さに登れるよう階段があり景色を楽しめます)を歩いて、芭蕉像のある史跡展望庭園(風流な入口と中の清洲橋を望む景観も趣深いです)に到着。この地で「おくのほそ道」がうみだされたのかぁ…と思いをはせつつ…。

ちなみに、彼の俳号は、門人に贈られた芭蕉の株が見事に茂った事に由来するとか。

そして「清澄庭園」(都の名勝第1号)へ。

ここは、江戸時代は紀ノ国屋文左衛門の別邸で、享保年間に久世大和守の武家屋敷に、明治11年・三菱の創始者岩崎弥太郎が購入、後に東京市(当時)に寄付した場所で、江戸時代の大名庭園に用いられた造園手法の泉水、築山、枯山水を主体にした「回遊式築山山水庭園」だそうです。

全国から集められた名石が置かれ、数寄屋造りの建物や、磯渡りと呼ばれる石の上を歩いたり、鯉や水鳥に餌をあげることもできます。

池の中を通るように石が配置されており、すぐ側まで魚や鳥達が近付いてきて、鯉のぽっかりあいた大きな口や鳥達の水にくちばしを突っ込んだり羽ばたく姿が間近で見られます。又、亀のひなたぼっこや泳いでいる姿、鳥のくつろいでいる様子も見ることができました。
奥の広場では、休憩したり、遊んだり。隅には芭蕉の句碑(古池や蛙飛び込む水の音)もあります。

入場料は最大150円。小さいお子さんは無料だったと思います。

緑と水の豊かな美しい庭園で、小動物達の自然な姿もみることができるステキな場所だと思います。
渡り鳥達も飛来し始めたとか。

歴史に思いを馳せながらの深川散策は如何でしょうか。

深川散歩URL(散策に便利な情報満載です。)
http://www.asahi-net.or.jp/~QR2M-SKMT/

清澄庭園URL
http://www.tokyo-park.or.jp/park/format/index033.html

芭蕉記念館
http://www.kcf.or.jp/basho-museum/

芭蕉庭園.jpg

清澄庭園.jpg

posted by TERU at 19:11| Comment(2) | お勧めスポット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月16日

ムツミ

山口県下関市で「清水沢学園のレラ工房の作品」の
紹介がされます。

   12月9日(日)
「福祉フェスタ・下関」

    場所<海峡メッセ・1階アリーナ> 
      http://blog.canpan.info/yubarinonakama
    時間  10:00〜16:00

福祉関係NPO・養護学校など・・・50店舗(昨年のデータ)が
集合します。
レラの作品(もちろんリストバンドも)を販売しますが、販売が目的ではなく、夕張の「清水沢学園のレラ工房・さをり織」を多くの方に知って欲しいことを目的に、参加させていただきます。

お近くの方、是非お越しください。
posted by TERU at 18:41| Comment(4) | お勧めスポット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月12日

いずみ

私は保育士という仕事柄、絵本に出会う事が多いです。
この絵本は子ども向け、というより、大人に読んで欲しいなと思う絵本です。
シンプルな絵だけれど、凄く考えされられる内容です。


“ぼくを探しに” シルヴァスタイン作


順風満帆に過ごすことが良い訳ではない。
人生を過ごしていく中で、どう過ごしていけばいいのか、
山があっても、悲しい事があっても、上手くいっても、
自分にとって足りない“かけら”は何か、と考えさせられる絵本です。

是非読んでみてくださいね。

ぼくを探しに.jpg






posted by TERU at 12:21| Comment(3) | お勧めの本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月09日

なおこ

今日ご紹介したいのは、写真家・中垣哲也さんのプロ第一弾イベントです。
本日11月6日の北海道新聞朝刊に掲載された記事によると、

【星空撮影が趣味だった中垣さんは、オーロラの撮影を重ね、今年放射線技師の職を辞して、プロ写真家としてのスタートを切った。2004年に小学館から写真集 「AURORA DANCE オーロラに包まれて」 を出版、環境イベントに招かれるなど、今や「オーロラの伝道師」だ。】
とあります。

(↓写真集画像)

オーロラ.jpg

イベントの詳細は、http://www.aurora-dance.com/main.html へ。
今、HPはリニューアル中ではありますが、詳細は見ることが出来ます。
全国をツアーで回るイベントのようですので、チェックしてみてください。
私自身は、札幌はこの週末ということで、行くのが難しそうですが、今後も続けていきたいとのことですし、いつかその機会が訪れることを願ってます。
あと、Test Slide Showとして、スライドショーが少しだけ見られます。とっても、キレイです。HPリニューアル完了後が楽しみです♪


posted by TERU at 14:23| Comment(3) | お勧めの本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

みつこ

映画のテンションとしては高めで、映画館の中で笑い声がおこるんですが、扱っている中身はかなりHeavyな内容で、笑っている場合ではなくて…、そんな両方の絶妙なバランスが気に入ったのと、普段生活している上で感じたり共感できることも含まれていたので紹介させて下さい。

映画名は「クワイエットルームにようこそ」
(脚本・監督:松尾スズキ氏、御自身の同名小説を映画化なさっています)。

アルコールと睡眠薬の過剰摂取によって、気が付くと精神病院の閉鎖病棟に運び込まれていた女性ライターが、病棟の中の様々な問題を抱えた患者達と過ごす14日間が描かれています。

この映画を観ていると、普通ってなんだろう?当たり前だと思って行動していることも、もしかして紙一重なんでは?と思えてきます。

食事が食べられず脳に栄養がいかなくなっている女の子に、その御両親が差し入れてくるものは、「彼女にとってどうなのか」ではなく、「自分達の思い」を彼女に背負わせていたり(きっと一生懸命選んだんだとは思いますが)、たくさんの食物が誰かの口に入ること無く捨てられていたりする現代に、その食べ物は、世の中でもっと必要とされている人の口に入るべきだと思って食事が喉を通らなくなっている姿があったりして。

ここまで、極端ではなくてもたぶん誰もが抱えている何らかの悩み事。

世の中全体をおしなべてみると、「たいしたことじゃない」ようにみえても、本人にとっては、「もうどうしていいかわからない…」ってくらい深刻で…行き詰まっていて…。

主人公も、色んな悩みや思うようにならないことが重なって、「自分はカラッポなんだ…」って思わず現実逃避を試みてしまうのですが、そしたら本当に「現実」とは隔離された場所に運ばれていて、でもその場所で「なんとかしなきゃ!」って闘ってたり支えてくれる人達に触れることで、現実と向き合って「前に進もう」とします。

終盤、胸がズキッって傷むシーンもありますが、それも「一歩を踏み出す勇気」。

不思議なことにこの映画は、でてくる深刻でHeavyな状況を屈託なく笑いとばせる力があって、「もしかして大丈夫かも♪」と思えてきて、「最終的に前へ踏み出すのは誰でもなく自分自身なんだから前を見ようよ!ちゃんと前に進めるから!」って思わせてくれる映画でした。

多くの登場人物も、皆どこかしらみたことのある人間らしさを持っています。
みんな困難をほっぽり出して逃げ出そうとしたり、逃避しちゃうんですが、やっぱり逃げてはダメってどこかで思うみたいで、形は違えど戻って来て困難を克服しようとしてる姿は人間らしくて微笑ましくて…。

ほんわりとやさしいパワーをもらえました。

もしよろしければ、ご覧になってみて下さい。


クワイエットルームにようこその公式サイトURLです。

http://www.quietroom-movie.com/

posted by TERU at 14:12| Comment(0) | 映画 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

さちこ

11月10日土曜日、夜10時〜10時30分
テレビ東京の「美の巨人たち」という番組で
わたしの愛する画家、有元利夫さんが紹介されます
もしお時間があれば、ごらんください

http://www.tv-tokyo.co.jp/kyojin/

宮本輝さんのご本の装丁でわたしが有元さんを知ったとき、彼
はもう現実の世界の住人ではありませんでした
けれど38歳の若さで夭折した彼の作品は、没後20年を経た今も
愛され続け、数年に一度、回顧展や全国巡回展が開催されてい
ます

彌生画廊
http://www.yayoigallery.com/

小川美術館
http://www.ogawa-museum.jp/index2.html

今年も横浜そごうで「光と色・想い出を運ぶ人 有元利夫展
」が開催され
L.I.B.ツアー初日に参加させていただいたとき、そごうにも足
を運び、彼の作品に浸ることができました

http://www2.sogo-gogo.com/common/museum/archives/07/0102_arimoto/index.html

彼の作品には実りの秋の色が溢れています
彼の作品からは豊かな音が聴こえてきます
学生時代バンドを組み、ビートルズを愛し、バロック音楽を愛
し、リコーダーを吹き、作曲もした多才の人
自ら「作りたがり屋」というように、絵だけでなく
版画(リトグラフやエッチング)立体(ブロンズや木彫)ひいて
は陶芸まで。
その短い作家人生(電通でのサラリーマン生活を経て画業に専
念したのは30歳の時)を知っていたかのようです。

彼の純粋な魂、作家としての信念が自身の言葉で綴られた
「有元利夫〜絵を描く楽しさ」が昨年(生誕60年だったとのこ
と)出版されました
作品はもちろん、遺愛の品々の写真もたくさん、巻末には年表
。コンパクトにまとめられた可愛い本です

http://www.shinchosha.co.jp/book/602148/


posted by TERU at 13:45| Comment(0) | 美術館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2007年11月01日

なおこ

複数の新聞社のweb記事で【文字.活字文化推進機構】スタートの記事は、読んではいたのですが、今日の北海道新聞に特集として詳しく載ったので、ご紹介させていただきます。

《2007.10.31 北海道新聞特集記事より抜粋》

1000年以上も続く日本の文字文化を衰退させてはならないー。国民の活字離れが指摘されるなか、新聞界や出版界、財界などが足並みをそろえ、活字文化を見直し、親しむための運動に乗り出した。
(参考:YOMIURI ONLINE http://www.yomiuri.co.jp/national/culture/news/20071024ij21.htm


特集では、東北大学教授の川島隆太先生と、落語家の春風亭小朝さんの講演内容を紹介しています。

川島先生は、今や任天堂DSですっかりお馴染みですよね。
川島先生の講演の内容を端折りながらですが書かせていただきます。

『脳の前頭葉の前側にある領域「前頭前野」は人間ならではの脳で、考える力、創造する力。行動と情動の制御。平たく言うと我慢する力。そしてコミュニケーションを円滑にする力として働いている。自ら何かをしようとする意欲、記憶・学習もつかさどります。
二十歳を過ぎると、体力の低下が起きる。それとともに脳の衰えもスタートする

・・・・・・・・中略・・・・・・・・

前頭前野を鍛える方法を研究しています。脳には二大原則があって、一つは、より難しいことをすると、よりたくさん働くということ。もう一つは、同じことを繰り返し行うと、働きが下がってくる。学習です。ところが、数を扱うことは、この原則に当てはまらない。誰がやっても、何回やっても脳は同じように活性化された状態になります。
次いで見つけたのが活字です。新聞記事を読んでいるとき、前頭前野もその他の場所も働く。全く意味のない文章でも働く。さらに面白いことに声を出すともっと働く。誰にでも何度でもこの現象が訪れる。文字や活字にきちんと触れることが私たちの一番大事な脳を刺激するのです。

認知症になった高齢者を活字に接するようにしました。98歳の女性はアルツハイマー病で、自分の過去をほとんど忘れてしまいました。週5日、活字や数字に触れることを一年間続けたところ、どの医者もアルツハイマー病だと全く気付かないくらい回復しました。99歳から、生まれて初めての英語学習を始めることができました。5年以上、勉強を続けてます。(・・・以下省略)』

実は、私の身内に、8年前脳梗塞で「失語症」になってしまった男性がいます。当時67歳です。
「失語症」・・・まさに「言語を失う」病気です。
病気になる前は、常に本を手放さないくらいの読書好きで、職業柄、法律関係書も常に読んでいた人が、幼児が学ぶ手順で言葉と数字を一つずつ段階を踏んで覚え直して行きました。
犬と猫の絵と「いぬ」「ねこ」というひらがなを線で結んだり、「ミカンが3個あります。これを一つ食べました。残りは何個ですか?」という算数をするんです。
何年も掛けて、小学校中学年〜高学年くらいの段階で、一応リハビリは終了しましたが、元々本好きなのが幸いして、分からないながらも本を読み、新聞を読んで・・・という生活を続けた結果、今は、言葉が多少出にくいけれど、人と話が出来るようになりました。
脳外科の先生が、素人に分かりやすく説明してくださった言葉が、とても印象的です。


「脳はね、一度壊れると再生はしないけど、今まで働いてなかった部分が、壊れた部分の代わりをするようになるんだよ」

そんな訳で、川島先生の仰る意味が、とてもよく分かります。

この【文字.活字文化推進機構】、名前だけが残るようなことにならずに、世の中に浸透し、上手く機能していってくれるといいな、と思います。



posted by TERU at 15:44| Comment(5) | ホームページ | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

さちこ

先日、第92回院展、第54回 日本伝統工芸展、第12回 家庭画
報大賞展にいってきました

日本画は美しいと思いはしても、今までに、作者(あるいは作
品)の魂と出会えたと感じたのは東山魁夷さんだけでした。
それはもしかしたら洋画に比べ日本画にふれる機会が少なかっ
たからかもしれないと考え、院展に足を運びました。
殊に平山郁夫画伯の「古代ローマ遺跡 エフェソス トルコ」
に興味がありました。
たしかに、力作、大作だったのですが「出会い」はありません
でした。ある作品に誰かは何かをみいだし、他の誰かはそれを
感じることはない。
それはなぜなんだろう。その作品の何に人は心揺さぶられるの
だろう。

今回は院展よりも、その隣で開催されていた家庭画報大賞展の
作品達に感動し驚嘆しました。
この展示会はメジャーなところでいえばハンズ大賞のようなも
のでしょうか
テーブルコーディネート部門と手仕事部門で受賞した45作品が
展示されていました。
この展示で目をひいたのはそれぞれの作品に制作期間が記され
ていたことです
2ヶ月、3ヶ月、半年・・・・その方達が積み重ねた時間が作品
の向こうに透けて見えて、込められた想いが温もりとなり伝わ
ってくるようでした
特に発想の転換というか、究極のエコロジーというべきか
蜜柑の薄皮(甘夏の内側の果皮)を丁寧に果肉から剥がし乾か
し、まるで繊細なレースでつくったコサージュやブーケのような作
品に仕上げた「ササラボンネ〜みかんの花」は準大賞受賞。生
ゴミとして捨てられるはずのものがこのように美しく生まれ変
わるとは・・・。

第54回 日本伝統工芸展
新日曜美術館で紹介された3作品に出会うため、この巡回展を
待ちわびていました

@新人賞受賞の 江戸小紋着尺「二ッ割よろけ毛万」
作者の藍田愛郎さんは彼の成人式の為にお母様が染められた和
服に袖を通したときにこの道にはいろうと決心されたそうです
それまでまったく門外漢であったにもかかわらず、お母様の後
ろ姿をみてこられたためか、もともとの才能であったのか、10
年にも満たない修業で師匠から藍田の名を託されたのでした。
http://www.nihon-kogeikai.com/KOGEITEN/KOGEITEN-054/KOGEITEN-054-00252.html

ANHK会長賞 螺鈿飾箱「落流」
松田典男さんは若い頃から才能を認められ当時は自分のもてる
技術すべてを作品に詰め込もうとなさったそうです。
けれどそういう自己顕示の固まりのような芸術に行き詰まりを
感じ長らく低迷の時期を過ごされました
そしてたどり着いたのは、貝のこころに添う螺鈿細工
http://www.nihon-kogeikai.com/KOGEITEN/KOGEITEN-054/KOGEITEN-054-00433.html

B高松宮記念賞 積層硝子皿「月暈」
お月様が傘をさしてるから明日は雨になる・・・小島有香子
さんは最年少の受賞者。
ガラスの技を磨くため富山に移り住み、アトリエは一人暮らす
マンションの一室、作業場は県の産業振興会館
建材用のガラスを重ね接着し磨き上げることで光の揺らぎを見
事に表現した作品
熱を加え、溶かし膨張させ細工するのが普通のガラスを、溶融
せず何層にも重ね合わせることで、月光を内部に閉じこめたよ
うに思える。陰影が深いからより光が際だつ。
http://www.nihon-kogeikai.com/KOGEITEN/KOGEITEN-054/KOGEITEN-054-00707.html

この3つの展覧会をとおして強く感じたのは
神は細部に宿る〜God is in the details〜ということ
何かを伝えるためには技術が必要だけど技術だけでは心は伝え
きれない
時間を積み重ねることによってしか表現できないこともある。
丁寧に心を重ね時を重ね細部にまで手を抜かずきめ細かく配慮
して作られたものは美しい。

雑駁な自分の日常を顧みて、もうすこし毎日を丁寧に生きなけ
れば、と反省しました

参考URL

再興第92回院展(来年の5月まで各地巡回予定)
http://allabout.co.jp/interest/japanesepaint/closeup/CU20070901A/index.htm

第12回 家庭画報大賞展http://www.kateigaho.com/2007/08/12_2.html

第54回 日本伝統工芸展(来年3月まで各地巡回予定)
http://www.nihon-kogeikai.com/index.html
http://www.nihon-kogeikai.com/KOGEITEN/KOGEITEN-054/KOGEITEN-054-YOKO.html




posted by TERU at 11:59| Comment(0) | お勧めスポット | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

みつこ

今日は、作品鑑賞に加えて体感できる空間をお知らせさせてください。

東京都現代美術館へ「SPACE FORYOUR FUTURE アートとデザインの遺伝子を組み替える」という展示を観てきました。

動機は参加アーティストに、地元で開催された写真展を見逃した蜷川実花さんの名前があったためだったんですが…。

[アート・ファッション・建築・デザイン…分野と領域を超えて活躍する13ヶ国34アーティスト/クリエーターが提案する未来のコミュニケーション・スペース。鑑賞者の感性や感覚、知的な触覚を刺激し、変容させる空間]とのことで一体どのような感じなのかなぁ?と足を踏み入れたら…なんと!作品とふれあいながら過ごすことのできるとっても贅沢な空間でした(美術館内を上へ下へとくまなく廻った気がします)。

靴を脱いで作品に近づいたり、真っ暗な遮光室の中で白い光とスクリーンのみの空間を体験したり、でっかい風船(四階建てのビルの高さだそうです)が浮かんでいたり、小屋の中に入ってうろうろしたり…(こんなに堪能していいのかしら?と、うきうきo(^o^)oしながらの鑑賞です)。

印象深かったのは、足立喜一朗氏の。電話ボックスの中にCDプレーヤーとミラーボール、内部はマジックミラーで覆われており、内側にいる自分に見えるのは自分の姿のみという不思議な空間の中、流れる音楽にノリノリになってテンション上がった私…♪でも外からは中が丸見えで〜す(笑)。
そして、エルネスト・ネト氏の<フィトヒューマノイド>。大きなクッションの椅子のような作品が数点あり、普通に座ることも、着ることもできます。私は着ることをおすすめします。ぜひとも気持ち良い着心地の作品に体を包んでもらって下さい。
後、バーバラ・フィッセル氏の<トランスフォーメーションハウス>(黒いスクリーン上に、空間が次々浮かび上がり、人の生活がストーリー性を持って描かれてゆきます)、デマーカスファン氏の<レース・フェンス>(針金のひし形が並ぶフェンスをご覧になったことがあると思いますが、あのひし形部分が、レース編みを施したように様々な絵になっています)…。

と、素晴らしい作品がたくさんあって、「盛り沢山でどうしましょう」な感じなのですが、よろしければ、ぜひ実際に足を運ばれて体感なさってみて下さい。
作品を観ることに加え体感できるすてきな機会だと思います。

以下、公式サイトURLです。
http://www.sfyf.jp/

space for your future.jpg
posted by TERU at 11:49| Comment(0) | 美術館 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

広告


この広告は60日以上更新がないブログに表示がされております。

以下のいずれかの方法で非表示にすることが可能です。

・記事の投稿、編集をおこなう
・マイブログの【設定】 > 【広告設定】 より、「60日間更新が無い場合」 の 「広告を表示しない」にチェックを入れて保存する。


×

この広告は1年以上新しい記事の投稿がないブログに表示されております。