2007年08月06日

みつこ

今日は、気分転換&心安らぐ時間を求めて美術館に行ってきました。
やきものを見に行ったのですが、同時に展示されていた漆芸品にびっくりしたので報告させて下さい。

漆芸品といえば、朱や黒の光沢のあるお椀やお盆・重箱等わりと小さいサイズのものが連想されるかと思います。
私もそういうほぼ統一された小物を想像して会場に入ったのですが、そこで目が点になってしまいました。

まず驚いたのは、屏風や私の背丈程もある額面が存在したこと。
さらにそこには、白・金・銀・紫・淡い青・薄紅色等、それまでの私の漆作品のイメージをくつがえす様々な配色で、今にも飛び出してきそうな龍や馬、奥行きのある静かな風景等が繰り広げられていました。
作品表面も光沢のある表面がつるつるのものもあれば、凹凸のある(この凹凸部分にそれぞれ異なる色がついているのです)ものもあり、多種多様でした。

今回の展示は、漆芸家の明石朴景(あかしぼっけい)氏が中心となり結成された「うるみ(朱と黒の間の漆独特の色合いを意味する造語)会」という会所属の方達の作品で、スローガンは「新しい泉を掘ろうと集った同人達、泉は掘りはじめは汚い水も出るが、次第に清い水がでる。明るい新しい工芸を創ろう。そして一つ掘り終れば他のものを掘る」なのですが、見事に今までの漆芸のイメージが払拭され、明るく変化に富んだ彼等の作品に圧倒されました。

私が特に気に入った大西忠夫氏の作品が紹介されているURLです。

http://www.city.zentsuji.kagawa.jp/digi-m/onishi/intro/index.html

また、漆芸の人間国宝の作品が紹介されているURLも紹介させて下さい。
(各人名をクリックしていただければ主要作品がご覧になれます。)

http://www.nihon-kogeikai.com/KOKUHO-SHITSUGEI.html

ここでは、「彫漆」の音丸耕堂氏の作品や「蒟醤」の磯井正美氏の作品等がみられます。
ちなみに、「彫漆」(ちょうしつ)とは、色漆を何百回も塗り重ねて厚い層をつくり、それを彫って模様を描き出す技法、「蒟醤」(きんま)とは、漆を塗った面にきんま剣で模様を彫り、そのくぼみに色漆を埋めて研ぎ出す技法だそうです。

どの作品も素晴らしいです。

日本古来の伝統作品にふれてみるのも面白いと思いますので、よろしければご覧になって下さい。





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posted by TERU at 09:39| Comment(0) | 美術・芸術 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする
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