2008年07月17日

みつこ

ミステリー小説なんですが、語り手が複数かつユニークなので、お知らせさせていただいちゃいます。

本の名前は、「長い長い殺人」。

作者は「宮部みゆき」さん。

10個の「お財布」が、それぞれ語る10のストーリーとエピローグで構成。

ある「ひきにげ事件」を発端に、それぞれの「お財布」が、自分の持ち主との出会いから、今現在、何が起きているのかを語っていくんですが…。

目線は、お財布。

胸元のポケットやバッグの中、置かれた場所から聞こえたり見たもの、自分が預かっている物なんかから、感じたり思っている事を語っていくのが、なんとも新鮮なんです!

例えば、心臓のドキドキ音もお財布は感じ取ってるんですよ〜。

お財布ってある意味、ちっちゃな秘密の場所だったりもしますし、いつも持ち歩く物でもあり、そういうお財布だからこそ知り得る事や、バッグ等にしまわれているゆえ、知ることができない事なんかもあって…。

お財布にもそれぞれの個性や人生(財布生?)があって、こんなふうにアレコレ考えたりしてるとしたら、私のお財布は、どんな風に思ってるのかな?なぁんて思っちゃいました。(←想像すると、何気に楽しかったりする♪)

刑事・強請や(ゆすりや)・少年・探偵・目撃者・死者・旧友・証人・部下・犯人、それぞれのお財布が語るバラバラなストーリーが、読み進めていくうちに不思議な関係を醸し出していくのが、なんとも面白いんです。

お財布達が語るというシチュエーションを一体どんな風に映像化してあるのか、ますます映画も気になっています。

なんだか、自分のお財布に話し掛けてみたくなっちゃいます♪。

よろしければ、読んでみて下さい。

長い長い殺人.jpg
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2008年06月02日

なおこ

今日ご紹介させていただきたいのは

「実験4号」(本&DVD)
小説:伊坂幸太郎さん「実験4号」〜後藤を待ちながら〜
映画:山下  敦弘さん「実験4号」〜It’s a small world〜

実験4号.jpg

てるさんは、ザ・ピーズというロックバンドをご存じでしょうか?
私は、この本を手にするまで、全く存じ上げませんでした。

はる(vo./ba.)、アビさん(g.)、シンイチロウ(dr.)のスリーピースバンド。
1987年に結成され、1997年のツアーを最後に、一旦活動を休止したものの、2002年になって活動を再開。
2007年で結成20周年を迎えた。
2008年4月までに、9枚のオリジナル・アルバムをリリース。
「実験4号」は、6枚目のアルバム『リハビリ中断』に収録された彼らの代表曲の一つ。

だということです。

小説の舞台は、今から100年後、温暖化のため火星移住計画の進んだ地球の「新東京」という田舎町。

お話は、3年前にギターの後藤が、急に火星に行ってしまって、地球に残された二人が、火星からのロケットが到着する日に、空港方面からキャリーバッグをガラガラと引きずってやって来たおばちゃんと出くわすところから始まります。

人口が激減し、町の小学校には、校長兼教諭と、用務員、もうすぐ卒業する子を含めて3人の子どもたちが、寝起きを共にしている有様だし、ロックンロールはジャカジャカという音楽に取って代わられて、誰も見向きもしない音楽となっている時代になっても、ロックから離れられない男たちが、タイムカプセルか何かに残されていたらしい、20世紀のロックバンド、ザ・ピーズのことが載っている雑誌を見つけ、読んで笑ったり、共感したり。
「ロックンロール」というのは、日本語にするとどういう意味か?という問題について、直訳じゃつまらなすぎるから、上手い意訳をしようと試みたり、メンバーの一人が、かつて父親に言われたことばとして、「バンドは絶対解散したらダメだ」という言葉が出てきたり、、、

とにかく、あっという間に読めるくらいの短編ではあるんですが、かなり心がくすぐられます。

映画の方は、その子どもが3人しかいない小学校を描いています。
ダル〜くて、ユル〜い態度の、ものすごい美人 シマ子先生。
長髪を真ん中分けして、ちょっとアブない感じの用務員 小田斬。
もうすぐ卒業して火星に行ってしまうアビちゃんと、下級生のハル、シンちゃん。

40分に満たない映画ですが、見終わったあと、ゆっくり沁みてきます。

http://shop.kodansha.jp/bc/books/topics/jikken4go/



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いずみ

私が中学生の時に、11歳年上の兄に“読んでみな”と渡された本です。

“みえない雲”
<ドイツ  グードルン・パウゼヴァング 高橋ゆみ子訳 小学館>

中学生の私が読んだ記憶では凄く“衝撃的“だった印象が強かったのですが今改めて読むと、世界に起こっている色々な問題を改めて考える機会を貰いました。

遠い国のこと、過去のこと、と片づけないで、考えていく事が沢山あるんだと、思いました。

書かれた背景には、チェルノブイリ爆発事故があります。
著者がドイツでもその可能性がある、として綴った本です。
主人公は14歳の少女。
内容は重く、決して明るいものではないけれど、こういったことにも目を向けていかなくちゃいけないんだ、忘れてはならないことなんだと気付かされました。

追伸:私が持っているのは初版なので添付した画像とは違う本なのですが再版で今売られているのはこちらのようです。

みえない雲.gif
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なおこ

先日、新聞とテレビで知ったことですが、最近、「蟹工船」ブームが到来しているらしいです。
2年前、30分で読める大学生のための「マンガ蟹工船」というのが出版されたことで、 東京で働く若い人たちにも読まれ、ブームに火が付いたようです。

私は、学生時代に、近代文学の講義で必須だったという理由で読んだ記憶がありますが、 当時は「読まされた」という感覚でしかなく、上っ面しか読んでいなかったなぁ、と反省。
ちょっと勉強し直してみなきゃな・・・って思っていたところに、こんな番組に出会いました。

HBC北海道放送制作 ヒューマンドキュメンタリー
『いのちの記憶〜小林多喜二29年の人生〜』
http://www.hbc.jp/tv/info/takiji/index.html

番組は、美しいけれど厳しい小樽の冬の風景や、資料写真、直筆の手紙などを交え、女優の河東けいさん演じる、三浦綾子さんの「母」を縦糸にして進行していきます。

ごく普通の青年として、恋に悩む姿や、人に対する優しさを示す姿を知り、私は、小林多喜二という人のことを、少しも知ろうとしなかった自分を恨めしく思いました。

むごい死を迎えた彼のデスマスクなども番組中何度か登場し、目を背けたくなるのですが、この日本で、わずか75年前に起きたことなのです。

今日放送の番組は北海道ローカルですが、近々DVDも出るようです。
この番組を作ることになった経緯などは、こちらで詳しく知ることができます。

*白樺文学館 多喜二ライブラリーHP
 http://www.takiji-library.jp/

また、このサイトでは、2007年9月から「マンガ蟹工船」をWEB上で公開しています。
http://www.takiji-library.jp/announce/2007/20070927.html
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2008年05月20日

なおこ

「上と外」(上下巻/恩田 陸著/幻冬舎)を読みました。
上と外.jpg

「両親の離婚で、別れて暮らす元家族が年に一度、集う夏休み。
中学生の楢崎練は小学生の妹、母とともに、考古学者の父がいる中央アメリカのG国までやってきた。
ジャングルと遺跡と軍事政権の国。
そこで四人を待っていたのは「軍事クーデター」だった。
離れ離れになる親子、二度と会えないかもしれない兄と妹!
密林の中の謎の遺跡と神秘の儀式。
絶え間なく二人を襲う絶体絶命のピンチ。
ノンストップの面白さで息もつかせぬ1350枚。」

と、紹介されているこの作品ですが、2000年8月から2001年8月にかけて、計6巻出版されたシリーズを、2003年に一冊の単行本にしたものを、更に文庫化に当たり分割したものです。


父が外国で研究生活をしている関係で、祖父の家で、伯父やイトコ達と暮らす14歳の錬。
美しく、気が強く、恋多き母と暮らす12歳の千華子。

そんな二人が、楽しいはずの夏休みに、ヘリコプターからジャングルに墜落してしまう。
ジャングルが幸いして、怪我はなかったが、子どもが二人でどうすればいいのだろう?

一生懸命生き残るための知恵を絞るとき、くじけそうなときに、また途中ではぐれてしまう二人が、それぞれの立場で思い出す家族たちとのエピソードには、思わず蛍光ペンでラインを引きたくなるような、
当たり前のことや、忘れかけている大事なことがたくさん含まれています。
読んでいると、自分の足りない部分、欠けてる部分がたくさん見つかり、ちょっと自己嫌悪に陥るくらいです。(笑)

冒険を通して、人として大切なものを教えてくれたり、気付かせてくれるような、とっても温かくて、素敵な作品です。
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みつこ

短篇ミステリー作家のジャック・リッチー(1922年〜1983年)氏の紹介をさせて下さい。

リッチーは1950〜80年代にかけて『ヒッチコック・マガジン』や『EQMM』などの雑誌に350篇もの短篇ミステリーを発表。

徹底的に無駄を省いた短編ミステリーのスペシャリストだそうで、作家のファンも多く、かのヒッチコックの大のお気に入りでもあったとか。

魅力的な登場人物、テンポの良さの中にサスペンスとユーモア、哀愁なんかも盛り込まれた、ジャック・リッチーの作品。

可能な限りシェイプされているのに奥深いストーリーは、小洒落た雰囲気を醸し出しながら展開。

読み進めていくと、いつのまにやら、思わぬ所へ着地。
この着地方法のバラエティー豊かさがたまらなく魅力的なんです♪。

本の向こう側で、「私の仕掛けた謎が解けるかい?」と、微笑む著者の顔が浮かんでくるよう…。

今度こそ!解くぞ〜!と思って読み進めるのですが、やっぱり、やられちゃいます。

こんな短いページ数で、こんなにぐるる〜んと転がって、ワクワクさせてくれる技に脱帽。

爽快に著者の魔術にかかってしまうので、読みおわった時は、思わずニヤッと微笑が…。

そんな1950〜80年代の作品でありながら、日本で初めて短篇集となったのは2005年9月。

そのまま、2006年度「このミステリーがすごい」の海外作品第1位に輝いた短篇集であり、私が彼を知るきっかけとなった「クライム・マシン」をお知らせ。

この短篇集、表題作「クライム・マシン」は、『37の短篇』 に選ばれており、1982年MWA賞(アメリカ探偵作家クラブ賞:別名:エドガー・アラン・ポー賞)最優秀短篇賞を受賞した「エミリーがいない」等、17作品を集録。
リッチーの幅広い世界を堪能できるお得な本だと思います。

腕利きの殺し屋の前に「タイムマシンで、あなたのこれまでの犯罪を目撃してきた」という男が現れ次々と状況証拠を示す「クライム・マシン」。

妻殺しを疑われた男と彼を追い詰める妻の従姉。電話をかけてこられるはずのない妻からの電話が鳴る「エミリーがいない」。

投獄4年、冤罪で釈放された男。男はある決意を胸に、かつて自分を陥れた者達の元を訪ねる「日当22セント」。

これらから何を想像しますか?
SF?、従姉と夫の攻防?、復讐劇?。

どんな結末が待っているのかは、読んでのお楽しみ。うぉ〜!と楽しんで下さい。

短いページ数の中の魅力的な人物とサスペンスユーモアの切れ味は抜群。ちょっとしたニヒル感がたまりません。

私のお気に入りの作品「殺人哲学者」や「旅は道づれ」は、ほんの5Pなので紹介できなくて残念なのですが、「最高にクールで上手いっ!」と唸らせてくれます。

ぜひぜひ、彼の上質な短篇小説マジックの世界に足を踏み入れてみて下さい。

「このミステリーがすごい」大賞HP

http://konomys.jp/index.html


アメリカ探偵作家クラブ(MWA)

http://www.mysterywriters.org/


「このミステリーがすごい」の歴代の入賞作品には、こちらでも御紹介していただいた作品もズラリ。
日本の本と海外の本とがございますので、「何か読もうかな?」という時の本探しにもよろしいかと思います。

クライム・マシン.jpg
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ムツミ

2007年度児童福祉文化賞受賞作品『筆子その愛』のご紹介です。

あらすじ

幕末、長崎県大村藩士の娘として生まれた筆子。津田梅子と共に女性の教育と地位向上に力をそそいだ。しかし、最初の夫との間に生まれた三人の娘はいずれも知的障がいや病弱である上、夫を若くして亡くすなどの不幸が筆子を襲う。

しかし、筆子は日本初の知的障がい児童施設「滝乃川学園」の創始者・石井亮一と出会い、その後再婚を決意。学園の子どもたちに無償の愛を捧げ、やがて[障がい児教育の母]と呼ばれるようになる。


監督 山田火砂子さんのコメント

現在43歳になる重度知的障がいの娘を持つ母でございます。この娘が生まれたころには社会福祉などいう言葉さえなく、差別の時代でした。そのころは新聞に毎日のように親子心中という障がいの子供を持った母と子が亡くなったという記事がでていました。明治・大正時代はもっと酷かったと思います。

映画の中では、私共の子ども達と健常の子ども達との共演により、素敵なシーンがたくさん出来ました。

社会福祉に携わっておられる方々のみならず、一般の方々にこの映画を見て頂けましたらうれしいです。

先日、ボランティアで障がいのある子どもさんのお世話をさせていただいた時に、こんな映画が今あってるんだけど。。。と紹介されて、観てきました。

差別・偏見・いじめ・・・観ていて胸がしめつけられる場面がありました。そして。。。そのころから今の現状を比べてみて、そう変わりはないのでは。。。と益々辛い気持ちになりました。

でも、希望を捨てず最後まで活動を続けた姿に感動しました。

人によって、感じ方は違うと思いますが、ひとりでも多くの方に知って欲しいなあ〜と思いました。今度は本を読んでみます。



追加上映が終わった場所もありますが、これから予定されている場所もあります。詳しくはHPをご覧ください。

       ↓

http://www.gendaipro.com/fudeko/index1.html「筆子・その愛」公式ページ

筆子その愛.jpg
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2008年05月07日

よっすぃ〜☆

初めて私がおすすめする本は、
喜多川 泰さんの「君と会えたから・・・」とゆう本です。

本のタイトルからは、自己啓発書だとは思いもよらないのですが、
内容も物語にそって7つの教えが書かれていて、何とも不思議な感覚の本です。
あとがきに、作者がこの本を作るきっかけとなった出来事が書かれています。
作者の熱い想いが伝わり、この本を買って良かったと思いました。

TERUさんが、FANクラブの会報誌で「夢」について書かれていましたが、この本の内容に通じるものがありました。

TERUさんの「夢」についての記事や、この本を読んで、
私は「夢」とゆうものを大きく勘違いしていた事に気付きました。

もし興味を持たれた方がおりましたら是非一度読んで欲しいと思う一冊です。

君と会えたから・・・.jpg
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2008年04月17日

わたぼうし

『知らなかった! 驚いた! 日本全国「県境」の謎』

という本を紹介させて下さい。
本の街、神田神保町でベストセラーになったそうです。

時代と共にめまぐるしく移り変わった日本の「県境」。 

たとえば  北海道にもあった「青森県津軽郡」
      四国には愛媛県と高知県しかなかった、
      日本のシンボル富士山は誰のもの?
      静岡県になりたくなかった伊豆    
      伊豆諸島はなぜ静岡県でなく東京都なのか?
   
など今まで気にも留めなかった県境ですが、住む人の経済的、文化的な結びつきが県境を実らせたことがわかります。       
県境に秘められたドラマに日本の歴史と地図を見る目が変わります。
皆さんのお住まいの近くにも、そんな謎があるかもしれません。

日本全国 県境の謎.jpg
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2008年04月11日

なおこ

「VOICE」で、ご紹介いただいて以来、すっかりのめり込んでいる感の「伊坂幸太郎」ワールドですが、先日『アヒルと鴨のコインロッカー』という作品を読みました。

アヒルと鴨のコインロッカー.jpg

本の内容紹介文は、

「引っ越してきたアパートで出会ったのは、悪魔めいた印象の長身の青年。初対面だというのに、彼はいきなり「一緒に本屋を襲わないか」と持ちかけてきた。
彼の標的は―たった一冊の広辞苑!?そんなおかしな話に乗る気などなかったのに、なぜか僕は決行の夜、モデルガンを手に書店の裏口に立ってしまったのだ!
注目の気鋭が放つ清冽な傑作。第25回吉川英治文学新人賞受賞作。」

というもので、こりゃいったいどんな話なんだーー?と、とっても気になり、イソイソと読み始めましたが、このお話は、登場人物の、イマドキな明るく軽い口調での会話に、かなり救われていますが、なんとも切ないお話だったのです。

この本の帯に、これを原作とした映画のDVDが発売になっていると書かれていたので、早速見てみました。
原作を読んで、これってどういう風に映像化するんだろう? と思っていましたが、、、これはもう、素直に「な〜るほどぉ〜」でした。

こちらに、原作者伊坂幸太郎氏のコメントがあります。このコメントが、全てを語ってくれています。

http://www.tsogen.co.jp/wadai/ahiru_eigaka.html

この伊坂さんのコメントを拝借すると、これは「ユーモアややり切れなさや不穏さ」を共有してくれる、とてもいい映画・・・なのです。
キャスティングも素晴らしいと思いました。

映画「アヒルと鴨のコインロッカー」公式HP 

http://www.ahiru-kamo.jp/

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2008年04月01日

いずみ

一度は目にした人も多いのではないでしょうか?!

“ちいさいおうち”
ちいさいおうち.bmp

田舎暮らしだった“ちいさいおうち”の周りは、どんどん環境が変わっていきます。
緑が減り、ゆったりした時間もなくなり、空気が汚れ…
便利になる世の中だけど、時にはもう一度考える事があるのではないかと…
立ち止まって、身の回りを見ないといけないんじゃないかな、と思います。

今の大人に是非読んで貰いたいなと思います。
私も小さい時に読んでもらった絵本で、一番記憶に残っている絵本です。
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和歌子

オススメな本を紹介します!

先日、友人から借りて初めて出逢いました。著名な方なのに今まで読んだことがなかったのですが、言葉の表現力と、なんとも言えない浮遊した感覚に襲われる柔らかい文章に、ハマってしまいそうです。かりんとうをじゃこじゃこ食べるなんて表現、すごく可愛くないですか??読みやすくて、読書や活字が苦手な方にもオススメです。まずは、短編集から、どうぞ。
江國香織さんの、『ぬるい眠り』
この中の、「清水夫妻」というお話が気に入ってます。

ぬるい眠り.jpg
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2008年03月06日

和歌子

一冊の本を紹介したいと思います。

目には見えないけれど、その人自身を語る、香水。
香りはもちろん、その様々な色とりどりのきれいなガラス瓶の形にも目を惹かれますよね。
でも、自分に合ったものといっても、職場で邪魔にならないようにつけるものから、デート用までいろんな種類の中から選ぶ時に迷うこともあります。
そんな時にこれを読めば、とても参考になると思います。

榎本雄作さんの、『香水の教科書』

香水の教科書.jpg

最近第二弾もでました。

興味のある方はどうぞ、是非とも読んで見て下さい。



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2008年02月12日

なおこ

新聞で知ったばかりの写真集を買い求めて、見て(読んで)みました。

『知床開拓スピリット』-栂嶺レイ写真集-(柏艪舎)

栂嶺さんは、お医者様であり、写真家です。
紀伊半島、東北、九州、八重山諸島など、古い民俗・信仰を残す村々の取材と撮影を続けながら、雑誌への寄稿などをなさっています。

皆さんは、「知床」という地名から、何を連想されますか?
神秘的で美しい自然の姿という方がほとんどだと思います。
私も、知床と言えば、美しい手付かずの自然、ということを思い浮かべてしまう一人です。
知床が、世界遺産になって注目を浴びる前から、知床の自然は写真家を魅了し、その写真家達が切り取った作品達は、知床の神秘性や美しさを見事に捉えていますが、栂嶺レイさんは、この知床で開拓者として厳しい自然と向き合って生きてきた人々の暮らしの痕跡を丁寧な取材と、厳しい撮影を重ねで綴っています。

国から「何でも揃っているから、嫁さんだけ連れて行けばいい。家もある。」そう言われて、数日掛けて知床に入植した方々の目の前には、小屋一つ建っていなかった。
まずは、家(小屋)を建てることから始め、少しずつ生活が出来る環境を整えながら、同時に開墾をしていた彼らは、決してめげなかったどころか、常に未来を見据えながら、その発想の豊かさ、勤勉さ、賢さをとことん発揮して、それはそれは素晴らしい働きをして、貧しいながらも心豊かな暮しをしていた。
彼らは、自らの意志で離農したわけではなく、政策に従わざるを得なかっただけなのに、知床を観光する人々からは、「厳しい自然に勝てずに逃げ出した開拓民」と思われ、愛着のある我が家を「観光の邪魔」扱いされる始末・・・。

栂嶺レイさんの写真と文章から伝わってくる、開拓に携わった先人への尊敬と敬愛の気持ちが、とても温かくで、優しくて、じんわりと心に沁みます。
この写真集との出会いは、具体的な言葉が浮かびませんが、私の中の何かを大きく変えたような気さえします。

知床開拓スピリット.jpg

写真集とはいうものの、四六版ハードカバーの装丁になっています。
また、サイト上で、ダイジェストが見られます。
また、ご本人のブログもあり、少し読ませて頂いたのですが、たとえば「医者からみた【医龍】の感想」とかが書かれていたりもして、こちらも読み応えたっぷりのようです。
http://homepage3.nifty.com/rei-t/

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2008年02月11日

さちこ

きょうはバレンタインにぴったりの
可愛い2匹のうさぎの恋の物語りをご紹介します

タイトルは「しろいうさぎとくろいうさぎ」
福音館書店 ISBNコード: 978-4-8340-0042-9

わたしはこの絵本を妹から
「きっとお姉ちゃん気に入るから」とプレゼントされました
その妹の言葉のとおり、とても大切な大好きな1冊となりまし


今、奥付きを確認したら1987年発行の第63刷でした
日本での初版はなんと1965年!!
つい数日前にも新聞でこの絵本が紹介されていましたから
ほんとうにたくさんの人に愛され続けているのだとわかります

いつも一緒に遊んでいる仲良しの2匹のうさぎ、
黒いうさぎが悲しい顔をするので白いうさぎは心配です
「どうしたの?」ってきいたら黒いうさぎは「僕考えてるんだ
」って答えます
黒いうさぎは白いうさぎとずっと一緒にいたかったのです
そして2匹は・・・・

やさしいやさしい絵とやわらかな色彩と
わたしはなかでも最後の絵から数えて4枚目の
二人(二匹)がそっと手を取りあうところが一番好きです

たぶん大きな書店の絵本売り場には1冊はあるとおもいます
いちど手にとってごらんください

福音館書店 アドレス
http://www.fukuinkan.co.jp/bookdetail.php?goods_id=496

しろいうさぎとくろいうさぎ.jpg
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最近私が、もの凄く感動した実話の本を紹介します。

『甲子園への遺言-伝説の打撃コーチ高畠導宏の生涯』

今期のNHKの「フルスイング」という、この本のドラマ化の第1話を観て、読んでみようと思いました。
高畠導宏さんは野球がとっても優れていて、プロになって…しかし肩に致命的なケガを負い、短い現役時代を終えて、28歳から約30年にわたってプロ野球の打撃コーチを務めました。
そして50代半ばで一念発起し、高校教師になるために通信教育で勉強して、そして5年かかって教員免許を取得し、社会科教師として教壇に上がりました。
しかし野球部の生徒たちと甲子園制覇という夢を叶える前に高畠さんは癌になり亡くなってしまったのです。
でも弱音を吐かず最後まで癌と戦いました。
この本は野球の事だけを綴っているのではないので、野球をしている人、全然野球を知らない人、多くの人に読んでもらいたいです。
この本を読んだ時、無駄だと知っても、あきらめてはいけない!という事を教えられました。
生徒と真剣に向き合い、接し、まるで生徒の親のような本当に素晴らしい教師だと思いました。
涙なしでは読めない1冊です。
読み終えた後も涙が止まりませんでした。。

ドラマも是非観てほしいです。
NHK「フルスイング」
毎週土曜日,午後9:00〜放送中

甲子園への遺言.jpg
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ノキ

私が、今回オススメするのは若月かおりさんの「ヒツジの鍵」です。

+++++

疑問を持ったことがあるかい?
この、生かされる不思議にさ――。
科学の果てにあるものは、希望か、絶望か?
ヒトクローンとして誕生した四人の男女が織りなす、感動の近未来的群像長篇!

+++++

話では、クローン技術の進歩によって、人は自分の大切な人をクローンで甦らせる事が出来るようになりました。
でも、それはあくまでも人間なのです。
たとえ、外見がどれだけ似ていても、彼らは彼らの命を生きているのです。
クローンを依頼した側は、失った大切な人の代わりとして、彼らを愛します。
果たして、彼らは本当に愛されているのでしょうか?
愛されているのは、自分のもととなった人…。
自分の事を、愛してなど…。
必要以上に必要とされ、魂は必要とされず。
自分が、もし、彼らだったら…。
そう考えて、涙が止まらなくなるのは私だけでしょうか。

命とは何か、愛とは何か。

痛みと哀しみを伴いながら、優しく教えてくれます。

ヒツジの鍵.jpg
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2008年01月23日

友梨

先生に紹介してもらった、ほっこりする読後感の味わえる本を紹介させていただきます。

哲学、と聞くとなんだか小難しい固い学問、という印象を受ける方も多いと思いますが,この[プチ哲学]という本は、シンプルに「考えることって楽しいよね!」
ということを改めて教えてくれる本です。

暇な時に、疲れた時にサクッと読めるし、とにかく挿し絵が可愛くて癒やされるので…

かなりオススメです★

テル彦さんというキャラも出てくるんですよ♪

プチ哲学.jpg
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先日、2008年度の本屋大賞が発表になりましたが、そこに「ゴ
ールデンスランバー」という作品がノミネートされた、伊坂幸
太郎さん。

今年「死神の精度」という作品が「Sweet Rain」という題名で
映画化されたりもします。

私の1番のお気に入りの作家さん、そして大ベストセラー作家
さんなので、全てオススメと言いたい所なのですが、特にオス
スメしたい作品が1つ。

それは、デビュー作の「オーデュボンの祈り」という作品です



舞台は、江戸時代から150年の間、他の島(もちろん本州も)
と交流を持たないという「荻島」。
目を覚ますとそこに辿り着いていた主人公の元プログラマー、
現逃走犯、伊藤。
その島には、しゃべる事ができ、そして未来を見通す事の出来
る「案山子」が立っています。


ある日その「案山子」がバラバラの死体となって発見されます

一体なぜ未来を知っている案山子が殺されてしまったのか。
わかっていたはずなのに、なぜ誰にも助けを求めなかったのか

誰が殺したのか。

その謎を中心に「荻島」に住む奇妙な住民達と伊藤の交流、そ
して数々の謎とその答えが描かれています。

ファンタジーと思って読み進めているのに、なぜか妙な現実感
を感じる。

散りばめられたキャラクター達の言葉に、時折胸を突かれます

思わずラインマーカーで線を引きたくなるような衝動に駆られ
たりしちゃいます。

出てくるキャラクター達はとても奇妙で、嘘しか言わない画家
や、太りすぎて動けない八百屋のおばさん、気付くと地面に寝
そべっている女の子、それはジブリの世界観に通ずる物があり
ます。
そして、そんなキャラクター達の奇妙な行動には理由があるの
です。


日常生活の中で、嘘しか言わない人や、地面に寝転がっている
女の子を見れば、「変な人」と決め付けて、避けてしまう人も
少なくないのではないでしょうか。
でも、物事には理由があることを、近頃の人は気付いていない
ような気がします。
「なぜそんなことをしているのか。なぜそうなっているのか」
そう考える、想像力が徐々に欠けていっている気がします。


物語を読むことは、想像力を膨らませられる、とても素敵なこ
とです。
所詮フィクションだと言う人もいるでしょうが、フィクション
でも他人の人生の一部が学べれば、それは生活を送る上で、と
ても有効な情報だと思います。

「エンターテイメントは、心を育てる」とはどこかの誰かが言
ったような言葉でありますが、創作物はただの娯楽では無いと
私は思っています。


この作品は文庫落ちもしていますし、むしろハードカバーは現
在入手困難らしく。

古本屋さん等でも気軽に入手できると思いますので、ぜひ、何
か読みたいな〜と思ったら、手にとって見てください。
ミステリー好きならずとも、楽しめる作品だと思います。

オーデュボンの祈り.jpg
posted by TERU at 16:58| Comment(14) | お勧めの本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

2008年01月22日

大月娘

私のオススメの本は
くさか 里樹さん著の「ヘルプマン」と言うマンガです。
介護の世界がリアルに書かれています。
実際の現場でこんなことがあってはイケナイよなぁ・・・
と考えさせられちゃいます。
私も介護の仕事をしているのですが
いろんな意味での参考書になってます。
これから先、超高齢化時代と言われています。
老老介護も増えてくると思いますが、
がんばらない介護って必要ですよね。
悲しい結果になる前に・・・。
そんな時には施設を頼ってほしいなって思います。
施設の職員もイッパイイッパイだったりするのですが(汗)

ヘルプマン.jpg

      
posted by TERU at 15:34| Comment(1) | お勧めの本 | このブログの読者になる | 更新情報をチェックする

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